12星座を見立てた時計の復活・プラチナ製のコンステレーショングローブマスター 130.93.39.21.99.001

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12星座を見立てた時計の復活・プラチナ製のコンステレーショングローブマスター 130.93.39.21.99.001

1952年、戦後7年して生まれたコンステレーション。

今日はその話。

戦争の為に技術向上していった機械時計。

もちろんそれだけではありませんが、

スイス各時計会社は耐磁性時計を生み出していき、

パイロット用、放射線技師用とはいいながらも、

やはり磁力に耐性のある時計というのは戦争目的も少しはあったんじゃないかなと思う。

耐磁性については世界で一番優秀なオメガですが、

コーアクシャル機構を搭載した、

超耐磁性能の高いコンステレーションについて今日はお話しようかなと。

最初に述べたようにコンステレーションの始まりは1952年。

初代コンステレーション

星座を意味するコンステレーションをモデル名にしたように、

文字盤の外周は1から12までのインデックスの区切りを12星座に見立てたようなデザインになっている。

このモデルの6時位置には、

『Constellation』

文字と星がデザインされているのがお判りでしょうが、

実はここで問題が生じたわけなのです。

コンステレーションという名前にすでに商標権があった。

オメガはその星座を意味する名前を付け、それに見合ったデザインでコンステレーションを生み出していたわけですから、

そうですかという感じで名前を突如変えるわけにはいかない。

そこで初代のコンステレーションには『Constellation』の表記を消した、

6時位置に星だけ配置されたモデルが存在する。

その後はコンステレーションに『グローブマスター』と名付けて販売されたが、

コンステレーションの名前の商標権が期限切れになったので、

オメガのコンステレーションがその商標権を取得し、

コンステレーションは『Constellation』の名前を正式に使用できることになったのです。

コンステレーションがすごいのは、

初代の1952年モデルですでにクロノメーター認定を受けたすごい精度をもった時計だったということ。

だからと言っては唐突かもしれませんが、

METASによるマスタークロノメーター認定を受けた時計、第1号には、

コンステレーショングローブマスターの復刻版がちょうど良いということにもなったんじゃないかなと。

高性能のムーブメントを他のモデルに搭載して認定検査を受ければよかったのですから、

オメガの技術力だとどのモデルでも出来たはず。

当時の高性能時計として登場したコンステレーションの言わば別名のグローブマスターを使いことに意味があったのだと思っている。

あくまでも推測ですが。。

コンステレーション グローブマスター4本・復活したコンステレーションの仮の名前

ゴールドを使用したコンステレーション グローブマスター・イエローゴールドかセドナゴールドか、ブレスレットかレザーストラップか?

そんなマスタークロノメーター認定を世界で初めて受けたコンステレーションの派生モデル、

グローブマスターなんですが、

前回2回にわたってステンレスモデルとゴールド、コンビモデルについてお話したんですが、

今回はプラチナモデルについて。

上のリンクでデイト付きのコンステレーションのグローブマスターについて書いているんですが、

実はプラチナバージョンが存在する。

130.93.39.21.99.001コンステレーショングローブマスター


これがそのプラチナ製のモデル。

一見ステンレス製のようにも見える。

デザイン面でステンレスかどうか見分けるには、

文字盤の色を見ればいい。

デイトが6時位置にあるかないかで判断できる。

130.93.39.21.99.001コンステレーショングローブマスター

ムーブメントにはCal.8913と呼ばれるキャリバーを使用し、

他のグローブマスターとは違うムーブメントを搭載している。

なぜプラチナモデルだけ違うんだろう?

と思ったのですが、

いろいろと差別化できているから良い。

ちなみに裏蓋にデザインされているのは天文台。

天文台は時計の技術向上を図って新しい技術などの競争が行われていたことから、

高い技術を持っているということを象徴してコンステレーションに伝統的にデザインされているのです。

18Kゴールドにエナメルを加工したメダルが張り付けてある。

針やインデックスにホワイトゴールドを使用するなど、

細部にまで貴金属を使用したモデルで、

定価はかなり高い。

コンプリケーションやヴィンテージモデルを除いたモデルでは、

オメガの中でもかなり高額なほうの部類にはいるこのモデル。

ドレスウォッチの最高峰ともいえる1本。

プラチナの時計は時計全体のなかでも珍しく、

ロレックスのデイトナアイスブルーもゴールドのデイトナに比べると2倍以上する。

なぜかめちゃくちゃたかいプラチナ時計。

素材自体の価格はゴールドとそこまで変わらない。

使用する量はケース全体の95%とゴールドの75%で、

比べると少々多いのですが、

それでもゴールドの2倍するということはおかしい。

それだけプラチナの時計には希少価値も相まって高い価格が付くわけです。

もちろんこのモデルのように限定生産ということも関係します。

ちなみにグローブマスターのプラチナモデルは世界限定352本。

52はおそらく初代のコンステレーションが誕生した年から。

まあちょっと高いけど、おすすめなのはおすすめ。

ムーブメントがやっぱりいいですからね、オメガは。

時計としても、貴金属としても価値が見いだせる1本。



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